2001年5月7日  
 外務省沖縄大使
  橋 本  宏 殿
  沖縄平和運動センター
議長 崎 山 嗣 幸

宮古地区労働組合協議会
議長 長 崎 富 夫

八重山地区労働組合協議会
議長 浦 本 隆 義
 
要 請 書
 
 日頃のご活躍に敬意を表します。
 さて、去る4月28日、米軍はフィリピンでの合同演習へ向かう途中、県の「自粛要請」を無視して下地島空港と波照間空港に強行着陸した。
 米軍は、給油目的としているが、なぜあえて民間飛行場を使用するのかまったく理解できない。地元でも軍事訓練の利用は到底許されないとの声が多く、また今後恒常化することに強い懸念を示している。
 下地島空港については、先月、伊良部町が自衛隊誘致を提案し伊良部町議会が誘致決議をした。私たちは両者に対して撤回を求める要請を行ったところである。
 自衛隊も軍隊であり、米軍と何ら変わることはない。ひとたび基地化を認めれば、朝鮮半島や台湾海峡をすぐ目の前にした米軍事戦略の最前線基地として住民の生活は脅かされ続けることとなる。
 私たちは貴殿に対し、県民の生命と財産を守る立場から下記のことを強く要請する。

1.下地島空港、波照間空港をはじめ民間空港の米軍使用を一切認めないこと。
2.下地島空港の自衛隊基地化を認めないこと。
 






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