2001年5月11日
 在沖縄米国総領事
  ティモシー・ベッツ 殿
  沖縄平和運動センター
議長 崎 山 嗣 幸

宮古地区労働組合協議会
議長 長 崎 富 夫

八重山地区労働組合協議会
議長 浦 本 隆 義
 
抗議および要請書
 
 日頃のご活躍に敬意を表します。
 さて、去る4月28日、米軍はフィリピンでの合同演習へ向かう途中、県の「自粛要請」を無視して下地島空港と波照間空港に強行着陸した。私たちはこのことに強く抗議する。
 米軍は、給油目的としているが、なぜあえて民間飛行場を使用するのかまったく理解できない。地元でも軍事訓練の利用は到底許されないとの声が多く、また今後恒常化することに強い懸念を示している。
 米海兵隊の削減を求める100万人署名の集約でも明らかなとおり、県民は米海兵隊の削減・撤退と日米地位協定の抜本的見直しを強く求めている。
 米軍は、常に日米地位協定を盾にしているが、県民の人権を蹂躙する米兵の事件や事故に強い憤りを感じる。
 私たちは貴殿に対し、県民の生命と財産を守る立場から下記のことを強く要請する。

1.下地島空港、波照間空港をはじめ民間空港の米軍使用を一切行わないこと。
2.海兵隊をはじめ早期の米軍基地の縮小・撤去を求める。
 






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